この記事は数字の宝庫です。5年、90日、30日。混ざりやすい数字を、意味とセットで整理します。
登録を受けた。
おめでとう。
……で、その登録はいつまで有効だと思う?
えっ、ずっとじゃないの? 一生モノだと思ってた。
残念でした。登録の有効期間は5年よ。
引き続き営むなら、更新を受けなければならないわ。
先生、質問があります。
更新の申請は、いつからいつまでに行うのですか。
有効期間が満了する日の90日前から30日前までの間よ。
早すぎても遅すぎてもダメ、という窓なの。
うぅ〜ん、90日前と30日前…数字が2つあると、こんがらがっちゃう。
焦らなくていいわ。
90日前に窓が開いて、30日前に窓が閉まる。
締切のほうが期日に近い、と考えれば自然でしょう?
あ…えへへ、そう言われるとすっと入る。
もし満了日までに、行政の処分が間に合わなかった場合はどうなるのでしょうか。
鋭い。
その場合、従前の登録は処分がされるまでの間はなお効力を有するの。
業者に落ち度がないのに空白ができては困るでしょう。
ちゃんと申請した人は守られるんだ。
それ、フェアじゃん。
ふふ、その感覚は大事にして。
ちなみに更新後の有効期間は、従前の登録の有効期間の満了日の翌日から起算するわ。
処分の日からではないの。
では届出を2つ。
登録事項に変更があったときは、その日から30日以内。
廃業等の場合も30日以内。
ただし賃貸住宅管理業者が死亡したときは、相続人がその事実を知った日から30日以内よ。
うぅ…知った日から、って引っかけっぽい。
そこはよく出るわ。
最後にもう一つ。
国土交通大臣は、賃貸住宅管理業者登録簿を一般の閲覧に供しなければならない。
誰でも確認できる仕組みが、制度の信頼を支えているのよ。
確認クイズ
賃貸住宅管理業の登録に関する記述として、正しいものはどれか。
- 登録の有効期間は3年であり、3年ごとに更新を受けなければならない。
- 登録の更新を受けようとする者は、有効期間が満了する日の90日前から30日前までの間に申請を行わなければならない。
- 登録事項に変更があったときは、その日から60日以内に国土交通大臣に届け出なければならない。
- 賃貸住宅管理業者が死亡したときは、その相続人は、死亡の日から10日以内に届け出なければならない。
こたえを見る
正解: 2. 登録の更新を受けようとする者は、有効期間が満了する日の90日前から30日前までの間に申請を行わなければならない。
正解は選択肢2です。更新の申請は、有効期間が満了する日の90日前から30日前までの間に行います。選択肢1は誤りで、登録の有効期間は5年です。選択肢3も誤りで、変更の届出は変更があった日から30日以内です。選択肢4も誤りで、死亡の場合は、相続人がその事実を知った日から30日以内に届け出なければなりません。